こんにちは。
元・一条工務店の現場監督で、現在は地元密着型の工務店で現場監督をしている私が、
なぜ建売住宅を選んだのか——その理由を、少しずつNOTEで綴っていきます。
今回は「時間」にまつわるお話です。
家づくりには「タイムリミット」がある
私はこれまで、厚木・横浜・上田と転勤を経験してきました。
そのたびに、家族、特に娘には環境の変化を強いることになっていました。
「小学校に上がる前に、もう転校の心配をさせたくない」
そう考えたとき、家を構える「タイミング」は避けて通れないテーマになりました。
注文住宅は時間がかかる
注文住宅の経験がある方はわかると思いますが、
土地探し、プラン打ち合わせ、仕様決め、確認申請、工事、引き渡し……と、家が完成するまでに半年〜1年はかかります。
仕事も忙しく、人生にも迷いがあり、家づくりをどう進めるか決めきれずにいた私には、その時間がありませんでした。
自分の決断力のなさにも気づいた
人生の転機においては、悩む時間も必要です。
けれど、時間ばかりかけていても進まないこともある。
家づくりは、まさにその典型でした。
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土地はどこがいいか?
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理想の間取りはどれか?
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性能や価格のバランスは?
すべてを悩んでいるうちに、「子どもが小学校に上がるタイミング」が近づいていたのです。
建売住宅という選択肢
そんな中で出会ったのが、今住んでいる建売住宅です。
建売は、すでに土地も建物も決まっている分、圧倒的に早く住み始められます。
もちろん、すべての建売がいいわけではありません。
ただ、丁寧につくられていて、立地も良い建売住宅に出会えたら、それは十分に価値のある選択です。
流されるように生きる前に…
私のように、忙しくて、なかなか立ち止まって考える時間が取れない方も多いと思います。
仕事に追われて、日常に流されて、
「本当はどうしたいのか」を考える余裕がない。
でも、家は人生で一番大きな買い物の一つ。
人生計画における“時間”とどう向き合うかを、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
最後に
建売住宅を選んだ理由——
その一つ目は、**「人生のタイムリミットが近づいていたから」**です。
誰にでも当てはまる話ではないかもしれません。
けれど、今、悩んでいる誰かの参考になればと思い、この記事を書きました。
元一条工務店の現場監督として、今は地元の工務店で現場監督をしている立場から、
もしあなたの家づくりの相談に乗れることがあれば、どうぞ気軽にコメントやメッセージくださいね。
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