現場監督だからわかる「いい現場」の見分け方

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〜会社の雰囲気が家の品質を決める〜

家づくりを考えるとき、多くの人は「性能」「デザイン」「間取り」などに注目します。でも、私は現場監督として言いたいんです。「一番大切なのは“現場の空気”と“会社の雰囲気”だ」と。

よく、「現場が整理整頓されているか」「職人さんの態度がどうか」などが“良い現場の見分け方”として語られます。もちろん、それも大切です。でも、もっと根本的に大切なことがあります。

それは、「会社全体の雰囲気」です。

営業が設計のせいにし、設計が現場のせいにし、現場が営業のせいにする──。そんな空気が社内に漂っている会社では、信頼関係が育ちません。
チームとして、ひとつの家づくりに真剣に取り組めるかどうか。
それは、社員同士が支え合い、思いやりを持ち、お客様のことを第一に考えられているかにかかっています。

現場も同じです。
どんなに良い材料を使っていても、どんなに立派な設計があっても、現場で働く職人さんが気持ちよく仕事ができていなければ、最終的に良い家にはなりません。

現場の職人さんたちが「またこの会社の現場で仕事がしたい」と思えるような雰囲気をつくれているかどうか。
それは、家づくりの品質に直結します。

結局のところ、家をつくるのは「人」です。
だからこそ、私は日々、関わってくださる職人さんたちに感謝の気持ちを込めて、毎朝あいさつ文を送り続けています。
気づいたこと、感じたこと、そして「安全第一で今日も帰ってほしい」という思い。
伝えずにはいられない。それが現場監督としての私の姿勢です。

派手さはないかもしれません。でも、こうした積み重ねが、家の品質を決めると信じています。
だからこそ、家づくりを考えるときには、会社の雰囲気や現場の空気感にも目を向けてみてください。

それが、「いい家」を選ぶための隠れた大事なポイントだと思います。


最後に

家づくりで迷っていること、不安に思っていることがあれば、ぜひお気軽にコメントください。現場に関わる立場から、あなたの家づくりに少しでも役立つアドバイスができたら嬉しいです。

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