子育て世代におすすめ間取り 5つのポイント

家づくり

自己紹介

私は、13年間一条工務店で現場監督を経験し、大手メーカーではできなかった私の家づくりへの思いを形にするために地元工務店に転職し、良いもの適正価格で提供するために、日々奮闘しております。

簡単ではありますが、子育て世代が考えるべき間取りのポイントを紹介させていただきます。

1.リビング階段を設置する

  • 家族とのコミュニケーションが増える
  • リビング階段はリビングを通らずに自分の部屋に直行してしまうことを避け、 帰宅時や出発時に「おかえり」「いってらっしゃい」を交わすことで、家族のつながりが強くなります。

2.キッチンから家全体を見渡せる設計

  • キッチンから子どもの活動を見守れる間取りが重要です。
  • 子どもがリビングで遊んだり、勉強していたり​​する様子をキッチンから見守ることで、親は安心して家事をしながらも子どもの様子を気にかけることができます。親の目が届くことが重要です
  • また、子どもが「勉強しているか」「遊んでいるか」を簡単に確認できるため、見守りながら、親が家事や料理をこなせるという時間もあります。

3.勉強スペースを確保する

  • 勉強習慣をつけるための勉強スペースが重要
  • 理想的には、リビングやダイニングに勉強スペースを置くことで、親が見守りやすくなります。 子どもが自分の部屋で集中して勉強する年齢(中学生くらい)になれば、個別の勉強スペースを考えると良いですが、小さな子どもに関しては家族と一緒に過ごしながら勉強する方が効果的です。

4.子ども部屋は最低限で十分

  • 子ども部屋は「最低限の広さで十分
  • 小さな子どもにとっては、リビングや家族との共有スペースで過ごすことが多いため、子ども部屋は最低限で十分です。部屋の広さよりも、家族との時間を大切にできるリビングスペースの方が重要です。
  • また、子どもが成長して一人で寝ようになるときも、部屋は「使える範囲内」で十分。もっともで効率的な部屋作りを心がけることが、家計や生活の負担を減らすことにもつながります

5.家にお金をかけすぎない

  • 家を建てる際に最も重要なのは、**「お金をかけすぎない」**ことです。家広さや豪華さにお金をかけすぎると、家計に負担がかかり、生活に余裕がなくなってしまいます。
  • 家の広さを30坪程度に抑えることで、無駄なコストを省き、家族の生活に必要なスペースは確保しながらも、生活全体にゆとりを持たせることができます。 「家のサイズ」を心がけることが、長期的には生活の質を高め、教育や趣味、遊びの時間、お金を確保するための余裕を考えます。
  • 家の性能や品質を担保しながらも、見栄を張らずに必要なものを選んで作ることが大切です。

まとめ

子育て世代が求める「機能的で安心できる家づくり」のポイントは 、家族とのコミュニケーションを大切にし、子どもの成長を支えるために必要な要素を重視した間取りにすることです。家は家自体に価値があるのではなく、その空間で生まれるコミュニケーションや家族との時間に価値があると考えます。そのために、リビング階段やキッチンから家全体を見守れる設計、勉強スペースの確保、無駄のない子ども部屋など、実際の生活に即した設計が必要となります。また、家に必要以上にお金をかけずに、家計に無理のない範囲で生活の質や家の性能を高めることが家づくりの満足度を上げるポイントです。

 

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